親子清掃&心肺蘇生法講習会がありました!

2019年7月11日 14時01分
保健室より

7月5日(金) 午後からは親子清掃、心肺蘇生法講習会が行われました。

 親子清掃では、多くの保護者や地域の方に各教室や廊下の窓を掃除していただきました。普段、なかなか児童の手では届かない、高い部分や細かい部分を丁寧に掃除してもらいました。

 短い時間でしたが、とてもきれいになりました。ありがとうございました。

 

 心肺蘇生法講習会では、宇和島消防署の方に来ていただきました。

 意識や呼吸の確認や胸骨圧迫の方法、AEDの使い方について教えていただきました。

 まずは、意識や呼吸の確認を行いました。どのような様子だったら意識がないのか、どのようにすれば呼吸を確認することができるのかなど、学びました。

 

 胸骨圧迫では、始めに「あっぱくん」を使って1人ずつ練習をしました。 1分間に100~120回のペースで胸骨圧迫をしていきます。テンポの目安として、「アンパンマンマーチ」や「水戸黄門のテーマ」に合わせるとよいそうです。

 その後は、消防署から持ってきていただいた人形を使い、実践をしました。テンポが速くなってしまったり、上手に押すことができなかったりする児童もいましたが、消防署の方のアドバイスを聞きながら、最後は上手にできていました。

  胸骨圧迫は想像以上に体力を使うため、複数人で交代しながら行う必要があります。1年生と3年生のペアが考えた、「1・2・3、はい!」の掛け声で、どのグループもスムーズに交代しながら行うことができました。

 

 AEDの使い方では、流れる音声ガイドに耳を傾け、「離れてください!」などと声を出しながら、みんなで協力して行うことができました。

 

 蒋淵地区で救急車を要請すると、到着までに約40分はかかるそうです。その到着までの約40分間、胸骨圧迫やAEDを使用して、命をつがなければなりません。

 毎年行っている恒例行事ではありますが、年に1回の復習や新たな情報を学ぶ貴重な機会になったと思います。何も起きないことが一番ですが、もしものときにこの経験が生かされればと思います。

 今年もたくさんの方に参加していただき、ありがとうございました。